IPAmj明朝フォント・概要
JIS規格などには収録されていない人名漢字が使用できます。(外字が使用できます)
1 インストール方法(Windows10,Windows11)
1)「IPAmj明朝フォント」窓の杜からダウンロード v006.01(2019/05/31)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ipamjfont/
ipamjm00601.zipがダウンロードされる
2)解凍して、ipamjm.ttfをダブルクリック、インストールを開始する
3)フォントに「IPAmj明朝 標準」があれば、OKです
(コントロールパネル=>フォントで、上記が見える)
2 IPAmj明朝フォント
異体字を入力するには、「字体の検索」→「コピー&ペーストで文字を貼り付け」をする。
文字情報基盤検索システム (moji.or.jp) https://moji.or.jp/mojikibansearch/basic <=ここOK
3 注意事項
「IPAmj明朝フォント」があるパソコンならば、外字漢字が見えます。
「IPAmj明朝フォント」がないと、UTFのベースキャラクタになるので、同じ漢字の表示になります。
(外字漢字が区別されずに、同じ漢字の表示となる)
「IPAmj明朝フォント」の文章を、他人に送付する場合は、PDF形式ファイルならば、外字漢字になります。
4 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
2019年5月31日、「IPAmj明朝フォント」の最新版v006.01を公開した。
本バージョンでは、新しい元号“令和”の合字(U+32FF“SQUARE ERA NAME REIWA”)が追加実装されている。
「IPAmj明朝フォント」は、戸籍や住民基本台帳ネットワークシステムで必要とされる文字フォントを
各種行政機関で統一して利用できるようにするために開発された明朝体フォント。
JIS規格などには収録されていない人名漢字などを多数含み、公的な文書の印刷に耐える高い品質を備える。
IPAmj明朝フォントのバージョン001.01は、6万718個のグリフを持っている。
日本語の漢字には形はよく似ているが、違う字体が多くあります(これが異体字)。
Unicodeでは異体字を「ベースキャラクタ+異体字セレクタ」という形式で表現する。
異体字セレクタには「U+E0100」「U+E0101」「U+E0102」などのコードが割り当てられている。
例えば「邉」はUnicodeでは「U+9089」。
「邉」の異体字は「U+9089 U+E010F」「U+9089 U+E0110」「U+9089 U+E0111」といった形で表現する。
2010年2月26日 「IPAexフォント」(IPAex明朝、IPAexゴシック)が公開
2011年10月 「IPAmj明朝フォント」が公開された。58,862文字の漢字のグリフが収録されている。
異体字セレクタのIVSを利用することで、Moji_Johoコレクションにある異体字約1万通りが利用できる。
2017年12月 ISO/IEC 10646(UCS)の第5版とIVDの新版が発行され、漢字の規格化が完了した。
2018年1月 Ver.005.01がリリース
2019年5月31日 Ver.006.01がリリース
4使用しないフォントを削除する場合 ( IPAmj明朝フォント)「参考記載」)
[コントロール パネル]=> [フォント] の [フォントのプレビュー、削除、表示または非表示] をクリックします。
削除するフォントを選び、[削除] をクリックします。